【リレーエッセイ(保護者3)】

【リレーエッセイ(保護者3)】

高知県 野中さよ子

田中さんからのリレー遅くなりました(ペコリ)
高知の野中さよ子です。
私は楽しかった、思い出の第44回心理リハビリテイションの会全国大会のお話をさせて頂きます。
成瀬先生から、「高知で全国大会を」とお話を頂いた時は、研究会の体制が大きく変わる時で、スタッフ問題、資金問題、会場問題と、課題だらけで、一度は無理だと断りました。が、やりたい気持ちも捨てがたく、ミニキャンプの夜の飲み会の時、午前3時頃、酔った勢いで何人かで「本当はやりたい」と大声を出していましたね (あははは)
安好先生に相談すると、大事なことは親の会と心理リハビリテイション研究会がよく分裂する事が有る大丈夫かと・・・。その点は、高知はバッチリ・グー
成瀬先生に返事をすると、野中さん無理をしないで身の丈に有った高知大会をと言っていただきました。(成瀬先生は、絶対高知の大会を待っていたと思います)
安好先生、中野先生、実行委員5人の少数精鋭で、高知大会の準備は進んでいきいました。一番難しい、講師の方々の取りまとめも安好先生のお人柄で解決。成瀬先生宅にご報告とご相談を兼ねて、かつおのたたき持参で伺ったのは、良い思い出です。
また、少ないスタッフ問題は、岩手、大阪、福井、静岡、兵庫、徳島の安好先生の教え子さんたちにより、無事に解消。前年度大会の岡山からも、お助けいただきました。みなさま、その節は本当にお世話になりました。

日が迫り、参加者の申し込み数がどこまで増えるかドキドキして不安でしたが、成功のイメージを持ち続け、淡々とその日は来て過ぎると思うと乗り切れました。
大会で一番嬉しかった事は成瀬先生がとても喜んでくれた事。成瀬先生は耳が少し遠くなっていたので、いつも、みんなの会話にワンテンポ遅れてしまうことをもどかしく感じてらっしゃったそう。高知はそのことに配慮して、先生の耳元に小型のスピーカーを設置しました。これが非常にうまくいき、当日はばっちりとステージ上との掛け合いが成立し、ウィットにとんだ教え子さんとのやりとりが実現しました。成瀬先生は、このことを大層喜んでくださり、「今日はみんなの話が聞けてその会話に参加出来た。楽しかったです。」とお話しくださいました。

リハの会高知大会・成瀬先生を囲んで1

北海道の伊吹さんも、こんな楽しい基調講演はじめてと言っていただきましたし、岡山の親の会会長の田中さんにも、事前の相談から当日もお助けいただきました。
交流会ではよさこいに美味しいお料理、お酒と、私たちの身の丈に合った(高知県民は見栄っ張りです)おもてなしをさせていただきましたが、いかがだったでしょうか?

リハの会高知大会・懇親会

2月にお礼をかねて、成瀬先生のお宅にお伺いしました。
「野中さん、僕はここにいるから、いつでも会いにおいで」と固く手を握ったのが最後だと思うととても残念です。成瀬先生が最後に参加された大会が高知大会となってしまいましたが、あの時、お引き受けして本当に良かったと思っています。

リハの会高知大会・成瀬先生を囲んで2

次回のリレーは、北海道の伊吹さんよろしくお願いいたします。

※このリレーエッセイは、全国各地のトレーニー・トレーナー・保護者が徒然なるままに思いを綴っていきます。

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