R6年度動作法集中研修会(第9回月例会) 報告

R6年度動作法集中研修会(第9回月例会) 報告

マネージャー : 島村 隆博
サブマネージャー : 出井 一紀

1 日時 : R7. 1/11(土)~12(日)
2 場所 : 宮代特別支援学校
3 総合指導 : 今野 義孝 先生
4 メンバー構成 :
< トレーニー(9名)>
Rさん(21才)、Tさん(20才)、Aさん(11才)、Kさん(17才)、
Jさん(44才)、Yさん(22才)、Kさん(20才)、Hさん(29才)、Sさん(30才)
< 班長・トレーナー・サブトレ(16名) >
班長:出井一紀・菅原恵・青柳 憲充、 
県内特別支援学校教員10名、千葉県特別支援学校教員、群馬県特別支援学校教員、大学4年生

5 研修会の経過
<ねらい等>
 参加者は、トレーニーは月例会メンバー以外に他の訓練会から3名、トレーナーは、県内特別支援学校教員以外にも千葉県、群馬県、大学4年生の方も加わり、昨年に続き3班編制総勢25名程となりました。
総合指導には、なんと研究会結成以来(2度目)になる今野義孝先生をお迎えでき、「無心のとけあい」技法を中心に、トレーニーの体験に寄り添う具体的働きかけ方について実技研修で深めることもできました。 
<1日目>
 トレーニー全員を、一人15分程度今野先生にインテーク・・・。「ぴた~、ふわ~、気持ちいいですねえ」「どんどん、そこを使ってみたくなりましたねえ」と日常生活で必要な部位のリラックス・・・そこから座位や立位の姿勢にどうつなげていくか課題を投げかけられました。
 実技研修では、各トレーナーからの質問が殺到し、ペアになって、“どこにどう手を当てていくのか”“どのくらいの強さで”“何をねらって”など試行錯誤し、さらには座位や立位姿勢での“腰”“胸”“背中”にどうアプローチしていくか、“頸”をどう立てたらよいのか等学び合いました。
<2日目>
 午前中の動作法では、実技研修で深めた技法を中心に、各班で丁寧になぞっていました。また、午後の動作法では、今野先生の保護者研修の後、後半30分で保護者も動作法に加わり、“お土産づくり”の時間でした。
 2日間、トレーナーの方々には“集団係”と“生活係”に分かれ、集団行動支援や生活環境作りも研修いただきました。

<研修を終えて>
 動作法を核にトレーニーの体験に寄り添いながら、「同じ目的に向かって心を一つにする」・・・この集中研修会や訓練キャンプを企画する度に、今の時代に忘れられてしまいそうな大切なことを思い出さされています。
 2025年巳年を迎えるに当たり、当研究会も“細く長く” 続けられることを心より願っております。

集中訓練会集合写真

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