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からだとこころ~身体性の臨床心理~

からだとこころ ~身体性の臨床心理~
成瀬悟策
2009年 誠信書房

 こころとからだを一体とみて考えることで,いろんなことが解決しそうだし,いろんなことが果たせそうです。動作法を勉強される方には必読の書となるでしょう。(運営委員S.H.)

(出版社による内容解説)
こころが活動していればからだも関連して活動しているし、からだが不調になればこころもそれなりに不安定になる、といったことをわれわれは体験として感じている。しかし、こころの研究者はからだを扱わず、からだの研究者はこころを扱わずで、両者の関係を既成の学問はないがしろにしてきた。著者は、これまでの豊富な心理臨床研究体験の集大成として、こころとからだの相互性についてオリジナルに解説してくれる。 

第一章 緊張と緊張感
第二章 こころとからだ
第三章 からだが重たい・だるい・おっくう――緊張を弛める
第四章 肩周りへの対応
第五章 ボディー・ダイナミックス
第六章 四肢への対応
第七章 動作援助における体験の変化
第八章 身体性